あらすじ
トルークルーパーに捕らえられたベビーヨーダ。
敵兵は街に戻る途中で次の指示を待っています。
そこにベビーヨ-ダのナースドロイドであるIG11が登場。
瞬殺で敵を退治。
ベビーヨーダを救いバイクに乗って仲間の元へ向かいます。
そのころ街では、マンダロリアン達は帝国軍に追い詰められ窮地の状態。
唯一の脱出方法は、下水道から地下の仲間の元に戻るのみ。
しばらくすると帝国軍は、強力な武器E-11連射式ブラスター砲を設置し始めました。
絶望的なシチュエーションです。
排水溝を見つけるも、下水道への扉は鋼鉄でびくともしません。
敵のボスが、マンダロリアンの兵士をディン・ジャリンと呼んだことで敵のボスが誰であるかを認識します。
ボスの名はモフ・ギデオン。彼は戦犯として処刑されたはずの人間であった。
ジャリンは子供の頃、戦争で両親を失い、マンダロリアンに救われその戦闘部隊で育てられ、成人になりマンダロリアンの教義に誓いを経てたのです。
自分の名前は、マンダロアの登録簿にしか存在しておらず、再粛清の頃に帝国保安局にモフ・ギデオンがいたので名前を知っているのだと。
ギデオンは、攻撃を日没に決め、降伏するための時間を与えます。
すぐに殺さない理由が、ベビーヨーダを手に入れていないからだと悟ります。
クイ-ルが殺されたのを知らず、再び彼と連絡を取ろうとします。
すると、移動中のIG11から通信が入り、彼が殺されたと知ります。
IG11が街に到着し、敵兵を一人残らず始末していきます。
バーで身動きが取れなかった、3人はIG11の援護にまわる為、外に飛び出します。
劣勢になりかけようとした、その時ジャリンが、ブラスター砲を手に取り、相手兵士を次々にやっつけます。
しかしその攻撃中にジャリンは、モフ・ギデオンにより致命的な傷を受けてしまいます。
瞬時の所でジャリンをバーの中に引きずり込み、仲間たちも皆室内へ逃げ込みます。
敵兵が多すぎます。
ギデオンは、兵士に家ごと焼き払えと指示を出します。
再び追い詰められた彼ら。ジャリンは重症です。
唯一の出口である排水溝の鉄柵をIG11が外しにかかります。
頭を打たれたジャリンは、自分の命があとわずかと悟り、自分をおいて逃げることを提言します。
ヘルメットをはずして治療をしようとするディーンを制止します。
そしてベビーヨーダをお前に任せたと言い、マンダリオンのペンダントを首から引きちぎり、アジトの人間に渡してディン・ジャリンからだと伝えろと伝えます。
ほどなくして火炎放射器を持った敵兵が内部に入ってきました。
ジャリンは、ここで戦士として死なせてくれとディーンに懇願します。
敵兵が火炎放射器に手をかけたその瞬間、ベビーヨーダが再びその力を使って炎を封じ込めることに成功します。
力を使い果たしたベビーヨーダは、その場で卒倒します。
ようやく鉄柵を焼き切る事ができ、ジャリンとIG11を残し地下に入っていきます。
残った二人。ジャリンはお前が殺せとIG11に伝えます。
しかしプログラミングされナースドロイドになった元ハンターのIG11はジャリンの治療を行うため、彼のヘルメットを外すのです。
人前でヘルメットを外さないのがマンダロリアンの教義だと言い、IG11に銃を向けます。
IG11は、私は人間ではないと言ってヘルメットを静かに外し、治療を始めるのです。
再び地下で仲間と合流するジャリン。アジトへと急ぎます。
アジトに着くも、マンダロリアンの兵士が誰もいないことに気が付きます。あるのは脱ぎ捨てられたアーマーの山だけだったのです。
殆んどのマンダロリアンはとうの昔に逃げ出していたのです。
そこに唯一の生存者である武具師の女性マンダロリアンが、ベビーヨーダがジェダイと呼ばれる不思議な力を持つものだと教えてくれます。
そしてベビーヨーダは孤児であり、その世話はジャリンが行えと諭します。ジャリンが守り、仲間の元へ届けなければならないと。
武具師は、坂をくだり溶岩の平原へ勧めといいます。そしてジャリンのアーマーの右肩に「CLAN OF TWO」の印を与えます。
さらに空を飛べる装置ライジング・フェニックスを授かります。
敵がすぐそこ迫ってきています。
武具師を残し、溶岩の川へ急ぎます。
残った武具師は、やってきた敵兵を一人で始末しました。
川に着いたジャリン達は、船を見つけその船で平原へと向かいます。
しかし、平原への出口付近に一個小隊のトルーパーが待ち構えていることに気が付きます。
IG11がおとりになって、そのすきに逃げという戦力を取ろうとします。
それはIG11とのお別れを意味しています。
IG11は、最後は自爆装置を作動させ敵もろとも爆発するしか皆が生き延びる手段はないと悟っています。
船はIG11のお陰で平原へと無事にたどり着くことが出来ました。
しかし、TIEファイターに乗ったもモフ・ギデオンが攻撃を仕掛けてきます。絶体絶命のピンチでしたが、ジャリンはライジングフェニックスを操りモフ・ギデオンの乗ったTIEファイターを墜落させることに成功します。
ここで激闘は終了。
ギルドのボス・カルガと元反乱軍兵士デューンは、この星に残ることを決めます。
ジャリンとベビーヨーダの旅は、今始まりの時を迎えるのです。
ラストシーン
クイールの墓を作り、船に乗り込むジャリン。
飛び立つ船。
見送るカルガとデューン。
そして、戦闘機のがれきの中からライトセーバーのような武器を使って脱出するモフ・ギデオン。
彼は不死身なのか!
まさしく序章というにふさわしいシーズン1が終了しました。
このエピソードのヒーローは、誰が何というとIG11でしょう。
ジャリンの良き相棒になれる存在であったのにシーズン1でお別れとはとても残念です。でもカッコよく戦ってくれました。このドロイドが敵で出なくて良かったと思います。
もう一つの見どころは、マンダロリアンのヘルメットを外すシーン。どんなイケメンが出てくるのか楽しみにしてましたが、メキシコ系のおっさんの登場に、かなりビックリしました。
ストーリー的には、RPGのような展開ですね。今後も色々な星で様々な出会いと別れを繰り返し、最終目的であるジェダイの地に向かって旅を続けるのでしょう。
自分と同じ境遇の孤児であるベビーヨーダを、自分の子供時代が完全にかさなってますね。授かった『CLAN OF TWO』の印とは、二人だけの家族という意味なのでしょう。
最後に、さすがディズニーと思ったのが、ベビーヨーダ。あのヨーダがここまで愛くるしいキャラクターに変わるとは、恐れ入りました。
そしてグッズでの商売もきっと天文学的な売り上げを達成するのでしょう。
ベビーヨーダの成長が楽しみでなりません。
シーズン2が待ち遠しい!
公開は、2020年秋公開予定です。
※全ての画像は、Disneyplus.comよりのスクリーンショットです。