出品元：FOD_漫道コバヤシ『呪術廻戦』‐赫‐
漫道コバヤシ漫画大賞2020 グランプリ（後編）
『呪術廻戦』‐赫‐がFODプレミアムにて配信されています。
前編と内容はことなり、漫画のストーリー作りや、富士山で例えると何合目についてなど語られています。
そして、今後の連載期間が富士山で例えると何合目？
コミックを全巻読んでいない私にとっては、ネタバレありつつも話が繋がらない繋がらない。。
芥見先生も呪術について、相当調べてるなあ～など感心しながら、視聴させて頂きました。
でも釘崎の事や七海の事とか？家族から既にネタバレされていたので、そんなにはびっくりしていなかったかな～。
という事で。『第75回 漫道コバヤシ漫画大賞2020グランプリ 芥見下々『呪術廻戦』‐赫‐』のまとめです。
【注意】単行本14巻以降もあるので、ネタバレ含みます。
A、最初から考えてなかった。真人の戦いから七海が死ななかった事が、驚きだった。どうバトルを転がすか？という打ち合わせがあった。
でもキャラクターが動いてきて規定路線を超えてきた。いわゆるキャラクターが脚本を超えてくる説。それが嬉しくなり「じゃあ不確定要素」を出していこうと思った。
ストーリは硬めないで、キャラクターをとりあえず配置していく、それが「京都姉妹高 交流・団体戦」ですね。。
A、東堂っていう苗字がすごい好きで、強ようそうだな。とおもった。
ケンコバ：呪術廻戦にはないキャラクターですよね？
A、時代に削ぐ会わない発言をするキャラクター。東堂は明確なキャラクターで例えると、ブリーチの「更木剣八（ざらき けんぱち）」をやろうと思った。
A、年々なくなってきます。身だしなみをしっかりしている方。しっかりしている方。
A、これは描いていて楽しかった。東堂が動くというのは汎用性があって、能力が使いやすい。一人でも強いのですが相棒がいて初めてその性能が上がっていく能力なので虎杖を映えさせる為、東堂がいてくれて助かる。
A、これを描いた時に、まわりにすごい言われた。そういう事だったんだね。と何のことだろうと思って、「虎杖の能力なんでしょう？」を言われたが、そうではない。
虎杖と脹相はそれぞれ違う理由で記憶をフラッシュバックさせている。
→一回やった事を被せる手法で、私は何も考えずやってました。ｗ
A、普段の物から離れたキャラクターにしようと思った。
交流会戦では勝敗をはっきりさせない描き方をしていて、パンダ・メカマル戦では勝敗をはっきりさせ、スッキリした回だった。
A、描くのは森などに対する後ろめたさなので、環境問題的な・・・そういう感情が蓄積すると、ちょっとかわったはなみみたいな優等生キャラが生まれるという事です。
呪術に求める回ではないけど、どうしても章と章の間に必要な物（箸休め）でやった回だったが、意外と評判が良くてびっくりしました。
これと虎杖がモテる回も評判がよかった。・・→存在する記憶ですね。
それとこういった日常回は、なくなると思います。多分・・・事変終わったら、日常もくそもないｗｗ
A、残りの6体は出す予定はありません。1～3番（特級）はお母さんがまだ元気な時に産まれた。呪物としての力が残っているのが、上の三人。残りの6体（特級呪物ではない）は死んでいる状態ではあるが、呪物として保管されているので、取り戻したい。
お兄ちゃんっぽくしてると、丹次郎になってしまいそうなセリフがあった時は、その時はグッっと修正するようにしています。
五条と夏油は、みんなが引っ張っていっているキャラクターとはいえ安心できたのは五条が腹を刺されてからですね。
あの辺から過去編のテンションが上がってきた！
ケンコバ：伏黒恵の話が随分分厚くなりましたね！
A、伏黒に関しては少し不安がありまして、最初は虎杖よりも伏黒の方が立てやすいかなと思ったんですけど、動かしたら伏黒の見せ場が減ってきちゃったな～みたいな・・・
ケンコバ：随分つらい話を描いたな～と思ったのですが・・
A、これは当初から考えた。呪術師を預けないといけない夏油が変わって行って、そんなのどうでも良くないか？と言ってた、五条が変わっていって、それぞれの変化をすれ違いさせるつもりだった。
夏油に関しては、幽遊白書のせんすい！仙水ってセンスが良いじゃないですか！
過去がすっごいスッキリ描かれている。分かりやすくかつみんなが仙水の気持ちを理解できるというか。。。
夏油に仙水のような気持ちを私が描けなかった。仕方ないよ～って気持ちになれなかった。だから九十九ゆきの口から喋らせた。
「人から呪霊は生まれるけど、呪術師からは生まれない」という話ですね。
夏油が自分からも見て、仙水のように「しょうがないよ!人を嫌いになってもと
思える設定だったら、出さないつもりでした。
ただ、私は納得できなかったので、設定をだして理屈の面で読者にも納得してもらうという形でまとめた。
呪術の企画でもある、なんでもあり感。読み切りでやったバルバルージュアの予行練習的な・・
あと、庵野さん（エヴァンゲリオン原作者）が大好きなので、いつかエヴァから卒業しなくてはいけないと思っていた。じゃあ私がエヴァから卒業できているか？といったら、ちょっと自信がない。卒業するという意味でも今後そういうものを描かないとダメなんじゃないという気持ちがあります。
ケンコバ：唯一のラブストーリー。
A,メカマルというか三輪ですね。結局そっちに触れられるキャラが三輪くらいしかいなかった。
敵サイドも言ってたし、呪詛師（じゅそし）も芥見先生自身も思っていたと。ようやく実行された渋谷事変！最近の渋谷の様子も描かれていますね～！
Aそうですね。ぎりぎり間違ってる個所もありますね。ｗ
取材もいきゃ～変わっていて、大目に見えもらいたい。
A 一筋縄ではいかないという事をしっかり見せる！
例）「バキ」の読み終わるのが早いがあるじゃないですか・・読み味として大事な事と思っていて、そういうのを忘れないようにしつつ情報量も入れてみるようにした。
1分は本人の中の1分で良い！？
A、それは最初からで、1分で良いか？すごい迷っていて、1分って意外と出来なくもないんじゃないかなって。思ってしまった。
当初は1昼夜だったんですよ。短くてじょうごが切れた方が五条の格がでるなあ～って事で結果1分におちついた。、
ようやく一人称問題が解決！ようやく五条がいなくなってよしよしと思って。
五条一人で良いじゃないという状態が続くと、毎回五条がいない理由をつけないといけない。毎回苦痛だった。
余談：海外出張は伏線ではないがお守りを購入先の理由はあります。
0巻の純愛のお馴染みの彼のところに・・・
「 来訪瑞獣 らいほうずいじゅう 」
Q、めちゃくちゃ良い能力！1級に上げても良いんじゃないですか？
A、渋谷事変終わっちゃったら、等級なんて言ってる場合じゃなくなっちゃうで。
あべこべ
A、めちゃくちゃ強キャラとして出す予定だった。伏黒がつめていた、空気抵抗で死ぬんじゃないか？あべこべにして詰めていったら、強いやつに使うには無理かもなって思って、出してしまえ！とおもった。キャラ
Q、接結層術 せっけつそうじゅつ
A、加茂家の血が混ざると人によっては術式が使える。弟たち血に関わった術式が使える。
他、投射呪法（とうしゃじゅほう）など
Q、伏黒恵はこれで良かったんですよね？
A、その事は五条から伝えるべきだと思うんで、その辺はのちのちになると思います。
漏斗（じょうご）を退場させる時はしっかりお膳立てをしようと思っていた。アニメのアフレコに行った時に声優さんの千葉しげるさんにお会いした。1話の収録だったんですけど、それがすごい良くてですね圧倒された。この人が声を入れてくれるなら、ちゃんとした物をやらなくてはならない。死に際の漏斗（じょうご）が描けて良かった。
ケンコバ：結局渋谷事変で救われたのって、漏斗（じょうご）だけですよね。
宿儺が狙う！伏黒の布瑠部由良由良（ふるべゆらゆら）
五条にも言われていた、あれがあるから大丈夫と思ってんでしょう～とは布瑠部由良由良の事。
A、正確にいうと・・・これはゆっちゃいけないやつ！
【NG】ピー—————————。宿儺がみる交換しているのは・・
ケンコバ：なんせ伏黒を使えば思い通りの世界が作れると・・・
A、そうですね
【NG】ピー—————————
ケンコバ：だから伏黒だけは殺すな！
A、そんな感じになりますね。
A、反省の残る回でした。
死に際、読者に対する印象っていう意味では、この回とその後の虎杖が一回折れてしまって七海の分まで苦しむところまでで、七海の死に対して決着をつけられたかな。。。という感覚。
実際は七海が死ぬ回で七海をたててあげなきゃだめだったなと。
↓こっから先は単行本でもでない個所です。（ネタバレ注意）
思い出話にしたかった。
担当さんと話しあいで、釘崎目線にしたら絶対にうまくいかない。
釘崎の台詞「悪くなかった!!」
釘崎が感謝をするとかは、絶対に違うと思ったので。
A,新田くんの処置した時点で既に釘崎は死んでいます！
死にたてほやほやの状態で止めてあるって感じです。新田くんが・・
その後どうなるかはわからないんですね？
でも、その後渋谷に病院なんてないですよ？
Ａ、ないですね。でも新田君は早い段階で離脱してくれているので・・がんばってくれてるんじゃないですかね。
A、
最新号で明らかになった、至上最高の呪術師「加茂憲倫」
夏油の中身を本当に「加茂憲倫」にして良いのか？を迷っていた。
単純にそれが面白のか？迷っていた。
新キャラでも良いと思っていて、ちょうそうとの絡みは別であってても良いじゃないか？という気持ちもあった。
ただ、キャラクターの育ち具合で考えた時にちょうそうとの絡みがあって良かった。
Q、お母さんは会った事ない。父ちゃんはうっすら記憶にある、爺ちゃんは言おうとしてた。あの話はどっかで明かされるのですか？
A、しっかり明かされるし、脹相 (ちょうそう)との関係とかものりとしが今も生きているという辺りを考えると、なんとなくわかってくるのではないかな。。と
A、秤でます。
はかりは出したいのですが、術式がもしかしたら、怒られるかもしれないと。どうなるのかな。といった感じです。
今後はでますか？
A、今の時点で出す予定はありません。
A、
6.7合目なんじゃないかな・・・って
渋谷事変で1年弱だったので、連載期間で考えると2年弱もないんじゃない？と担当者さんと話しています。
なんとなく・・・
A、伏黒も虎杖もラストは決まっていて、宿儺だけが微妙に決まっていない。
終わり方は決まっています。
「よくわからない漫画を描いていますが、毎週楽しみにしている読者の方の期待に応えられるよう頑張っていきますので、どうがこれからもよろしくお願いします。」
| 公式HP | TVアニメ「呪術廻戦」のHP |
| 放送開始日 | 2020年10月2日(金) |
| 放送日 | MBS/TBS系全国28局ネット 毎週金曜深夜1時25分〜 |
| Cast | 虎杖悠仁（いたどり ゆうじ）：榎木淳弥 伏黒 恵（ふしぐろ めぐみ）：内田雄馬 釘崎野薔薇（くぎさき のばら）：瀬戸麻沙美 禪院真希（ぜんいん まき）：小松未可子 狗巻 棘（いぬまき とげ）：内山昂輝 パンダ：関智一 東堂 葵（とうどう あおい）：木村昴 加茂憲紀（かも のりとし）：日野 聡 西宮 桃（にしみや もも）：釘宮理恵 禪院真依（ぜんいん まい）：井上麻里奈 三輪 霞（みわ かすみ）：赤﨑千夏 究極メカ丸（めた めかまる）：松岡禎丞 五条 悟（ごじょう さとる）：中村悠一 夜蛾正道（よが まさみち）：黒田崇矢 七海建人（ななみ けんと）：津田健次郎 伊地知潔高（いじち きよたか）：岩田光央 家入硝子（いりいり しょうこ）：遠藤 綾 庵 歌姫（いおり うたひめ）：日笠陽子 楽巌寺嘉伸（がくがんじ よしのぶ）：麦人 夏油 傑（げとう すぐる）：櫻井孝宏 漏瑚（じょご）：千葉 繁 花御（はなみ）：田中敦子 吉野順平（よしの じゅんぺい）：山谷祥生 真人（まひと）島﨑信長 両面宿儺（りょうめん すくな）：諏訪部順一 |
| スタッフ | 原作：「呪術廻戦」芥見下々（集英社「週刊少年ジャンプ」連載） 監督：朴 性厚 シリーズ構成・脚本：瀬古浩司 キャラクターデザイン：平松禎史 副監督：梅本 唯 美術監督：金 廷連 色彩設計：鎌田千賀子 CGIプロデューサー：淡輪雄介 3DCGディレクター：兼田美希・木村謙太郎 撮影監督：伊藤哲平 編集：柳 圭介 音楽：堤博明・照井順政・桶狭間ありさ 音響監督：藤田亜紀子 音響制作：dugout 制作：MAPPA |
| オープニングテーマ （第1クール） | |
| エンディングテーマ （第1クール） | |
| オープニングテーマ （第2クール） | |
| エンディングテーマ （第2クール） |
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